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洗練されたデザインと生産背景にこだわる
ブランド同士のコラボレーション

エルゴポックは、60年以上に渡り鞄づくりを続けている老舗、株式会社キヨモトが、2005年に立ち上げたプライベートブランド。国内タンナーによる上質な革をメイン素材とし、メイド・イン・ジャパンで作り上げるクオリティの高い鞄は、モノにこだわりをもつ男性を中心に厚い支持を得ています。Knotの代表取締役・遠藤弘満も実は大ファンの一人。エルゴポックを立ち上げたキヨモトの三代目社長、清本英昇氏との対談で、コラボレーションストラップに込められた両者の思いに迫ります。

お互いのブランドコンセプトに共鳴

遠藤 私がエルゴポックのファンになったのは、10年ぐらい前のこと。それまでは、ずっとヨーロッパのブランドのバッグを使っていたのですが、エルゴポックに出会い、クオリティの高さ、独特のフォルム、洗練されたデザインに惹かれました。気に入りすぎて同じ形のバッグをもう1つ購入したぐらいです。
清本 ありがとうございます。我々の会社は成長に伴って、中国やベトナムに生産拠点を移して大量生産もしています。しかし一方でアイデンティティとして、日本でのものづくりを継続し、次世代に継承していかなくてはいけません。そこで、エルゴポックを立ち上げました。私の勝手な考えなのですが、エルゴポックが目標としていることは、Knotと近いと感じているんです。さまざまな日本の素材メーカーと組んで、その魅力を世の中に発信している姿勢はとても素晴らしいなと思っていますし、共感しています。
遠藤 私がエルゴポックの昔からのユーザーであることがコラボレーションのきっかけではあるのですが、キヨモトという会社、エルゴポックというブランドのものづくりの背景や姿勢に対して共感できるからこそのコラボレーションなんです。清本さんがおっしゃったように、エルゴポックとKnotは目指すものが近く、親和性が高いと思っています。そこにストーリーがなく、ただ見た目がカッコいいからという理由だけでは、コラボレーションはできません。

ショルダーバッグは、Knotの代表取締役・遠藤が愛用しているエルゴポックの製品。
左側は、昨年購入したもので、右側は10年間愛用しているもの。年月とともにレザーの質感・艶感が増しているのがよく分かる。

唯一無二の個性を放つワキシングレザー

遠藤 今回のコラボレーションストラップでは、私が愛用している鞄と同じくワキシングレザーを使わせて頂きました。独特のマーブル模様と、使っていくうちに艶感が増していくところが魅力だと感じています。
清本 エルゴポックではさまざまなレザーを開発し、それを商品に落とし込んでいるのですが、ワキシングレザーは、ブランドの立ち上げ当初から唯一残っている、残しているシリーズで、エルゴポックのDNAのようなもの。実は15年の間、改良に改良を重ね、育ててきた素材でもあります。
遠藤 定番でありながら、進化を続けているんですね。
清本 常により良いものにしようと考えていますし、時代の変化に合わせて対応しなくてはならない原皮の問題や製法の問題の解決策としての進化もあります。使い込むことで光沢が出て艶が増すこと、味わい深さ、しなやかさ、そして手入れに手間がかからないことがワキシングレザーの醍醐味だと思いますので、このコラボレーションストラップでもそこを感じて頂けたら嬉しいですね。

独特な表情を持つレザーを腕元のアクセントに

遠藤 鞄と腕時計のストラップではサイズがだいぶ違うので、ワキシングレザーの独特なマーブル模様をどれだけ表現できるかが今回のコラボレーションストラップのポイントだと思っていました。それがうまく表現できてとても満足しています。
清本 エルゴポックでは主に鞄、そして革小物でワキシングレザーを使っていますが、それらの商品とは良い意味で違う表情を見せてくれていて、嬉しいですね。上品で洗練されていて、シンプルでクリーン、でも個性があるエルゴポックらしさがKnotの世界観ともマッチして良い仕上がりですよね。まさにありそうでなかったものなのですが、もともとウチで作っていたんじゃないかというぐらい違和感がない(笑)。メタルのチャームやパーツもいいアクセントになっていますし。ワキシングレザーの新しい可能性を見せてくれたなと感じています。
遠藤 エルゴポックのワキシングレザーならではの表情、洗練されたデザインを多くの方たちに楽しんで頂きたいですね。

コラボレーションストラップと同様のワキシングレザーを採用しているエルゴポックのバッグ。
トートバッグとワンショルダーのボディバッグはどちらも人気が高い。

メイド・イン・ジャパンを貫く理由

遠藤 エルゴポックもKnotもメイド・イン・ジャパンのブランドです。日本の素材メーカー、工場、そして職人さんは良いものを持っていますが、ビジネスやマーケティングはうまくない場合が多いですよね。Knotでは主にストラップを通じて、これらの魅力をもっと広く伝えられたらなと思っています。そこには、使命感のようなものもあって、メイド・イン・ジャパンの響きがいいとか、時勢に乗るとか、そういうことではないんです。世界に誇れる良いものがあるのに、それが世に知られていない。うまくビジネスになっていない。そんなことを知れば知るほど、もっと多くの方に知ってほしい、一緒に何かを作りたいと思うんです。
清本 ビジネスの観点で言えば、日本の工場で作る理由って多くありません。コストも高いですからね。ただ日本の工場、職人さんって嘘がないし、ものすごく細かい部分にこだわるし、労を惜しまないんです。効率は決して良くないのですが、ものづくりとしては正しい側面があると思っていて、これを育んでいきたいという思いがあります。それから日本のメーカーとして、海外でしか生産できないという状況は避けるべきだとも考えています。メイド・イン・ジャパンのブランドとしてやっている以上、かっこいいものを作らなければいけないですし、マーケットに受け入れてもらわなければいけない、職人さんに継続的に仕事を発注できるようにしなければならない。そういう覚悟はもっています。
遠藤 メイド・イン・ジャパンって窮屈なことも多いですが、これからもその魅力を伝えていきましょう!

左)清本社長着用モデル ベルト:HP-16GR ¥6,000+tax ウォッチ:AT-38SVBK ¥50,000+tax

右)遠藤社長着用モデル ベルト:HP-18RD ¥6,000+tax ウォッチ:CC-39RGIV ¥20,000+tax

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